50代サラリーマンの平均小遣い
50代サラリーマンの小遣いの平均はいくらか。
各種データがありますが、50代の平均小遣い額はだいたい、
30,000~40,000円。
といったところのようです。
もちろん金額だけをみて多い少ないを判断できません。
肝心なのは小遣いに何を含めるか。
- 昼食代、喫茶代
- 飲み会等、交際費
- 被服代
- 携帯電話代
- 美容代(散髪代)
などなど、どこまでを小遣いで賄うかによって大きく変わってくるでしょう。
例えば、全てを賄った場合、私のざっとした試算をしますと、
- 昼食代(外食)800円×20日=16,000
- 喫茶代300円×20日=6,000円
- 飲み会1回5,000×1=5,000
- 被服代3,000円
- 携帯電話代(端末分割払い含む)10,000円
- 散髪代4,000円
合計:44,000円
仮に小遣い40,000円だとすると、マイナス4,000円となります。赤字です。
小遣い30,000円だとすると、マイナス14,000円の大赤字。
上記少し高めに算出いたしました。昼食代をコンビニ弁当(500円)にすれば、小遣い40,000円でプラス2,000円でギリギリ黒字。30,000円だと8,000円で赤字です。
昼食は職種、会社組織によっても左右されます。外勤営業職の場合は、外食がメインになるでしょう。そうでなくとも、会社によっては”昼はみんなで一緒に外食”が不文律となっている場合もあるでしょう。
私が若いころには、上司から「営業は会社でメシを食うな!」と言われ、外食をしていましたが、給料日前に金欠になると、公園のベンチでアンパンと牛乳で昼食を済ませたりしていました。
弁当持参となれば昼食代はなくなりますが、これは家計負担になるのでお小遣いからその分差し引かれてしまうかもしれませんね。
外回り営業をしていて、結構使ってしまうのが喫茶(コーヒー)代。
移動の合間にどうしても時間が空いてしまうことがありますよね。そんな時に時間を潰すため喫茶店に入る。また、仕事でPCを使いたいためにコーヒーショップに入る。なんてことをしていると、結構な出費になっています。
顧客と一緒なら領収書貰って経費で賄えますが、一人分だとそうもいきません。
飲み会の付き合いも月に一度ならまだ良いですが、2、3度となることもあるでしょう。まして50代にもなると後輩より多めに支払うことにもなるでしょう。少額のランチならご馳走することもあるでしょう。
細かく見ていくと、赤字額が膨らんで、ちょっと恐ろしいことになりそう。
皆様はいかがでしょう。
私の小遣い収支
そこで、50代の私の小遣い事情をリアルに記したいと思います。
直近の2021年10月の収支になります。
数か月前から始めた家計簿アプリのデータです。
私の小遣いは 35,000円です。
この35,000円で賄う内容は、
- 昼食代、喫茶(コーヒー)等(15,000円) ※1日750円×20日
- 飲み会、私用交通費、交際費(0円)
- 被服代(2,000円) ※Yシャツ
- 散髪代 2,000円 ※1か月あたり。(2カ月に1度1回4,000円)
- 医療、薬(3,000円) ※月に一度の通院
- タバコ代(15,500円) ※500円×31
- 趣味等経費(2,000円) ※筋トレグッズ
合計:39,000円
マイナス4,000円の赤字です。
ちなみにマイナス分は、家計より補填してもらっています。
コロナ禍にあって、飲み会はゼロ、休みの日の遠出外出がなくなったので、私用交通費もゼロ。昼食代、喫茶代もコロナ禍、ダイエットの開始で抑えられています。
それでもマイナス。
コロナ前は正確にお小遣い管理していなかったのでわかりませんが、およそ毎月15,000円以上は家計から補填してただろうと思われます。
特に、昼食代、喫茶、飲み会、交際費に25,000円は使っていたかと。
完璧な赤字体質。
今のところ心優しい妻が大目にみていてくれるので、とてもありがたく頭が上がりません。
いっそのこと、お小遣い金額を上げてもらえばいいと、時々思うことはありますが、決して口にはできません。そもそも、原資となる給料が上がっていないのですから…。
なにはともあれ、今回「家計簿アプリ」を導入したことで、自信の小遣いの現実を知る事が出来ました。日々のお金の出し入れを認識することで、無駄遣いが減ってきたのは事実。
(まだマイナス収支ですが)
私の場合はの家計簿アプリの使い方は、いろいろと試行錯誤して、日次で入力してくことにしました。
まず、小遣いの35,000円を平日出社日数で割ります。
35,000円÷20日 = 1,750円←一日に使える金額。
平日の毎朝、アプリの収入科目で「賃金1,750円」と入力します。
その後、お金を使うごとに支出科目で入力していきます。
「食費418円」「タバコ500円」
即時残高が表示されます。
一日終わっての収支残高がは下記のようになります。
【収入】1,750円-【支出】(食費418円+タバコ500円=918円)=【残高】プラス832円
残高が翌日に繰り越されて、翌朝再び収入「賃金1,750」を入力します。
【前日繰越残高】832円+【収入】1,750円=【残高】2,582円
これが、翌日使える金額となります。
これを毎日繰り返していきます。
お金を使い過ぎて残高がマイナスになった時は、翌日から数日に渡って残高をプラスにするように支出を抑えていきます。
休日に支出があると減る一方ですので、休日には極力お金を使わないようになります。
こうして、お金の出入りを日々気に掛けることで節約を心掛けるようになりました。
(マイナスですが)
どうにかして月々の赤字を黒字転換して、貯まった小金で物欲を満たしたい!
ではなく、妻に何か買ってあげたい。(本気)
さて、既にお気づきかとは思いますが、特に無駄遣いの大きなものに「タバコ」があります。
非喫煙者の方にとっては、月のタバコ代が15,000円というのは、誠に信じがたいことかもしれませんね。
年になんと180,000円をタバコにつぎ込んでおります。煙に18まん!
これを無くせば、一気に黒字転換できます。
わかってはいます。わかってはいるのですが…、こればかりは…。
許してください。
とはいえ、
タバコ問題については、家計簿アプリを使うようになって、少しは改善された点もあります。残高がマイナスの時、どうにかしてプラスにしようと節煙を心掛けるようになったことです。
「あと一箱を明日中までもたせよう。そうすれば500円がうく」
そう思い、タバコに手をつけない時間を作ることが出来るようになりました。
少しは前進、ですよね。ね。ね。ね。
いつか必ず禁煙をやろう!!とまでは、正直まだ思って考えておりませんが…。
コロナ禍にあっても、幸いな事に、今のところ給料の減少はありません。
ですが、コロナ前からそうであるように給料の増加も見込めません。
若い頃には、”使う分は増やせばよい!”と仕事に邁進しましたし、実際それで給料も増えましたが、50代になるとそうそう増給を望めるものでもない現実を知る事となりました。
過度なケチケチ根性は品位を欠くことがあると思っていますが、余分な無駄遣いをなくしていくことは、50代にとってひとつの大事な所作なのではなかろうかと思う今日この頃です。
でも、本音を言えば、お金のこと考えずに生きたいですね。