大人の日帰りスキー~菅平高原スキー場

ライフ

首都圏に住むスキーヤーにとって、スキー場はもどかしいほど遠い場所。

若い頃には、車中仮眠泊スキー夜行バスを使った弾丸スキーをやったものですが、50代となった今では、もうできません。

体力的に無理ですね。

のんびり宿に泊まるリゾートスキーが一番望ましいところですが、そうそう頻繁に出来るまでの金銭的余裕はありません。

 

そこで、早朝出発の日帰りマイカースキーがメインとなりました。

首都圏から近いと言われるスキー場にはいろいろ行ってみました。

神立高原スキー場、川場スキー場、水上高原スキー場、ハンターマウンテン、マウントジーンズ塩原…。

でも、どこも近いようで遠い。どうも距離だけの問題ではなさそう。

「また行きたい」とは思えない。

そんな中、いつの間にか一択行きつけの場所となったのが、

菅平高原スキー場

です。

ここは、首都圏から車で約3時間と、まあ、遠くはないけど近いわけではない感じですが、

実は近いんです。

菅平高原スノーリゾート|晴天率良好!長野のビッグゲレンデ
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渋滞があまりありません。

朝5時に自宅を出発、

東京外環草加→関越自動車道→上信越道→上田菅平I.Cy→菅平スキー場

の経路で、ほぼ8時にはノンストップで到着します。

ほぼ3時間です。

既に10回以上、菅平高原スキー場に行っていますが、朝渋滞したことは一度もありません。

高速道も渋滞しませんし、高速を降りてからスキー場までも渋滞したことはありません。

また、道中の積雪が少ないので、運転がとっても楽です。

年末あたりで雪が少ない頃だと、スキー場付近まで雪がないこともありました。

駐車場が多い

菅平高原スキー場は3つの山で構成される広大なエリアがあり、エントリー場所も多く、その分駐車場も分散されて混雑することがあまりありません。

駐車場からゲレンデインもできますので、駐車場から重いスキーを担いで長い距離を歩いたり、階段を上り下りする無駄な時間がありません。

駐車場でスキーを履いて、そのままスケーティングでゲレンデに入れます。

スキー場についてから滑り出しに時間がかからないというのも、大事なポイントです

また、決してきれいな設備とは言えませんが、駐車場に更衣所もありますので、滑り終わったらささっと着替えることも出来ます。

サクッと着いて、たっぷり滑って、ササッと帰ることができます。

高い晴天率、標高が高い(気温が低い)ので雪質抜群

菅平高原は晴天率が高いことでも有名ですし、標高が高いことから気温が低く、雪質はサラサラです。

私は北海道に転勤中、狂ったようにスキーをしましたが、菅平高原スキー場は一番寒い時期であれば北海道並みの雪質が楽しめます。

とはいえ、晴天率が高い分、シーズンイン時期の雪不足には注意が必要ですね。

年末年始あたりでも雪不足ということもあります。

距離が短ければ良いというわけでは…

距離だけで考えたら群馬県あたりのスキー場が近いのですが、実際には遠いというのが実感です。

あくまで私の経験上ですが、

  • 渋滞することが多い
  • 駐車場が混雑する
  • 駐車場からゲレンデインに時間がかかる
  • リフトが混雑する
  • 豪雪地帯ゆえ、雪が多すぎて渋滞、交通マヒ、最悪スキー場閉鎖もある

一度、群馬のスキー場に行った時に、4,5日雪が降り続けたおかげでスキー場が閉鎖されてしまい、おまけに引き返す車が雪道で動けなくなり大渋滞。スキーも出来ずに帰ることも出来ない、という悲惨な思いをしました。

帰り渋滞は覚悟

渋滞はあまりないと書きましたが、帰りはある程度覚悟です。

特に夕方上りの関越自動車道は、各地のスキー場からの車が集中しますので、ほぼ渋滞は必須と言えるでしょう。

まあ、帰りは急ぐ必要はありませんから、のんびり気長に走りましょう。

渋滞があると言っても、菅平高原スキー場で15時まで滑り、途中渋滞に巻き込まれても20時くらいには帰宅できるパターンが多いですね。

奇跡的に関越道が空いていて、15時→18時に帰宅できたこともあります。

サクッと着いて、たっぷり滑り、さっさと帰る

菅平高原スキー場は、いわゆる”リゾート”感という華やかさはあるとは言えません。

正直、近辺の宿泊施設もあまり垢抜けない、どこか学生の合宿所的な雰囲気があります。

コースは多彩ですが、初心者から上級者まで何回も同じコースを滑りこむという”練習コース”のイメージが強いですね。

実際、他のスキー場よりも”スキーヤーのレベルは高い”気がします。

私もここでは、同じコースを何本も繰り返し滑りまくります。

身体はヘトヘトになりますが、十分満足するまで滑り尽くすことができます。

”サクッと着いて、たっぷり滑って、さっさと帰ってくることが出来る。

それこそが、また行きたくなる理由なのでしょう。

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