ジョギングを始めたのは40代の後半ですが、転勤を機に全く走らなくなって2年余り。
スリムだった身体がすっかりプヨプヨになって、既存のスーツが着られなくなりそうになり、切羽詰まって始めたダイエットのため、再び走ることにしました。
始めたのは8月の暑さの真っ盛り。
熱中症注意報が毎日発せられているさなかに、走り出したことになります。
ちなみに私は暑いのが大嫌いです。とってもとっても大嫌いです。
いつか許されるならば、ロシアや北欧に住みたいとさえ思っております。
ですが、身体は暑さが嫌いではないようです。
炎天下の中、滝のような汗をかきながら苦行のようなジョギングをしても、案外平気なものです。
もちろん、水分補給は欠かしませんけどね。
Tシャツにジャージ下、スポーツタオルを首に巻き、キャップを被って、ゆる~くゆっくりと走り出しましたが、欲しくなるのがジョギンググッズ。
ただ走るだけでは辛いので、まずはあれやこれやとジョギングを楽しむ為のグッズを買い集めたのでした。
今ではなくてはならなくなった楽しいアイテムを紹介しましょう。
スマートウォッチ
ジョギングをしながら、自分はいったいどのくらいのスピードで、どのくらいの時間、どのくらいの距離を走っているのか気になりますよね。目標もなく闇雲に走っても辛いだけになってしまう。
正確な記録をとることは走り続けることのモチベーションにもつながります。
スマホのアプリで距離、時間、スピードなどを計測するのは当たり前ですが、スマートウォッチを装着することで、心拍数も計測して知らせてくれますから、効率よく脂肪を燃焼する目安を正確に知ることも可能になりました。
正直、心拍数までは計る必要ないのでは…、と考えておりましたが、
「心拍数135~155の間が、脂肪燃焼ゾーン」
ということを聞いてから心拍数も参考にするようにしました。
私の購入したのは「SOUNDPEATS WATCH」。3,000円もしませんでした。
1キロ毎に、かかった時間、心拍数を音声で知らせてくれます。残念ながら、英語ですが、聞いているうちに数値だけはわかるようになります。まあ、英会話を学んでいると思いましょう。
アプリには走った距離、時間、スピード、地図などがきちんと記録されますから、走り終わったあとに
”距離を伸ばせた!” ”スピードがあがった!”と目に見える形でジョギングを楽しむことができます。
Bluetooth イヤホン
これは、前述のアプリの音声を聞くのにも必需品ですが、なんといっても音楽を聴きながら走るため。
以前はスマホにイヤホン挿して、コードをブラブラさせて走りましたが、コードレスならコードが邪魔になることはありません。
ただ、走っている間に衝撃と汗でイヤホンが取れてしまう恐れがあるので、カナル型のコードで繋がっているタイプが良いでしょう。耳掛けが付いているのならなお安心。
と思いましたが、イヤホンにも人間との相性があるようです。
私が最初に購入したジョギング用のイヤホンは耳掛けのついているカナル型でしたが、走っているうちに少しずつ耳から出てきてしまいます。何度押し込んでも徐々にに外に出て行こうとするので、走りながらちょくちょく押し込まなくてはならず、案外面倒。
次に購入したのは耳掛けのついていないカナル型でしたが、こちらは耳掛けが無いにも関わらず耳から抜けることはありませんでした。
まあ、耳の形も人さまざまですから、こればかりは自分の合うものに出会うしかありませんね。
イヤホン売り場で試装着も出来ませんし、出来たとしても”ジョギングしている場面”を想定するのは無理というもの。
一つ、どんなイヤホンでも安心して使える手として、汗止めのヘッドバンドをイヤホンをしたまま耳に被せる。これなら絶対取れませんが、見た目がちょっとダサいおじさんっぽいなと思い、そもそもがダサいおじさんがそれに輪をかけるのはどうかと、私はしていません。
とにかく、走るのが辛いなと感じた時に流れる音楽の力は、確かにあります。
人によってツボにはまる曲は違うでしょうが。
ちなみに私は、なぜかオフコースの曲が流れてくると”ウオー!走るぞー!”とテンション上がります。
ラ~ラ~ラ~♪ ララ~ラ~♪で、2,3キロくらいは行けますね。
人によってはこれも様々。
ランニングポーチ
これは”当たり”でしたね。
それまでは、ズボンのポケットにスマホを入れて走ってみたり、ウエストポーチにスマホを放り込んで走ってみましたが、中でスマホが暴れる暴れる。
ズボンはずるずる下がってくるは、お腹の周りでポーチはユサユサ揺れるは、とっても不快。
走ることに集中できません。
二の腕に巻き付けるタイプも検討しましたが、片側の腕だけに負担をかけるのは良くないのでは?と却下。
見つけたのが、腰に巻き付けるランニング用ポーチです。
ウェストポーチほどに容量が無い分、身体に密着してくれるので中でスマホが揺れることはありません。小銭を入れるほどのスペースがあるので、ポケットの中で小銭を躍らせることもありません。
ペットボトル専用ポケットもついているのですが、これはあまり使わないかも。
ペットボトルはうまく収まってくれますが、その中の水分が走る度にタプタプ揺れて、おまけに中で泡立ってしまい何か他の物質に変わっていくようで気持ち悪い。
日本ではそこいら中に自販機がありますから、小銭さえ持っていれば何とかなるものです。
ランニングポーチ、とにかくこれは快適でした。
ウェア
ウェアはこれもまた、人それぞれ好みがあるので、一概には良し悪しは言えないですね。
ただ、”自分のお気に入り”を揃えるということ。
これはとっても大事だと思います。
私はダークな色のジャージ地長い丈のパンツに蛍光系の色のTシャツがお気に入り。最近ではオリンピックのジャパンカラーのオレンジ蛍光Tシャツに黒パンツとか、黄緑色のTシャツ。
寒くなってきたので、蛍光黄色のウィンドブレーカーを定番としています。
ジョギングを開始して半年近くが過ぎましたが、4回に2回は、
”今日はかったるいなー、走るの面倒だなー”と思います。
そんな時は、お気に入りのウェアを着てしまう。すると気分が盛り上がってきくる。
ランニングポーチを腰に巻き、スマートウォッチを装着してイヤホンを首から下げる。
アプリで前回までの走行距離チェックしたら、もう気分はアスリートです。
”なんか、カッコいいぞオレ!”
まあ、ただのダサいおじさんには変わりませんが…。
そうそう、細かいようですが、タオルも大事。
汗拭きように首に巻きますが、よれよれの「〇〇工務店」とか名入れされたタオルではダメです。
よって、白いタオルはダメ。安く見えます。
濃い目の青とかのタオルがベスト。これはサッカージャパンカラーということで。
まあ、この辺も人さまざまですが、
”常にランナーは人に見られている”的感覚が必要だと思っています。
とにかく、自分が一番輝く姿を想像して走る。
色々書きましたが、そこが継続する大事なことだと、最近は考えています。
とはいえ、時々窓に映る、走る自分の姿は、残念ながら冴えないおじさんなのですがね。
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